シャッターアイランドからの脱出

映画「シャッターアイランド」を観た。

精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方八方を海に囲まれた「閉ざされた島」から一人の女が姿を消した。島全体に漂う不穏な空気、何かを隠した怪し気な職員たち、解けば解くほど深まる謎…。事件の捜査に訪れた連邦保安官テディがたどり着く驚愕の真実とは!?

いやはや、なんとも頭が疲れる映画。虚構と真実が入り乱れる内容で、真実を探っている内にグッタリしてしまった。やはり、僕には単純明快なストーリーが向いている。結末も含みがあり、半ば拍子抜け。スリリングではあるが、とにかくグッタリした。

個人的には、誰しもが少なからずシャッターアイランドに生きていると感じた。個々人の脳が作り出す世界がシャッターアイランド。必ずしも、それは真実であるとは限らない。思い込みもあろう。プロパガンダによる刷り込みもあろう。虚構を事実と錯覚して生きている面があるが、この映画が物語っているように、虚構から真実への方向転換は容易ではない。「あなたは島から出られない。わかっているでしょう?」とは、島の洞窟に潜んでいた女性の一言。救いの真理に通じると感じる。つまり、自力での脱出は無理。キリストに依らなければ、脱出はできない。島内に拘束されたまま滅んで行く。

「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」 (ヨハネの福音書8章31-32節)




 
レシピ集:『ごちそうさまが、ききたくて。』