放射線のエネルギーはものすごい

福島第一原発で10シーベルト以上の放射線量が計測されたとのこと。『原発のウソ』によれば、

  • 2シーベルトの被爆で、「死ぬ人」が出始める。
  • 4シーベルトの被爆で、2人に1人が死ぬ。
  • 8シーベルトの被爆で、全員が死ぬ。

つまり、10シーベルトとは絶望的な放射線量。「放射線(電離作用について)」でも書いたが、『原発のウソ』より再度”放射線の脅威”を整理する。

前述の本は、「被爆=放射線からエネルギーをもらうこと」と定義する。放射線は、DNAの結合を切ってしまう(電離作用)故に害がある。ここで、DNAは数エレクトロンボルト(eV)のエネルギーで結合されているとのこと。とてつもなく小さなエネルギー単位だそうだ。つまり、人間の遺伝情報は、限りなく微小なエネルギーで精密に組み立てられているわけだ。

対して、放射線の持つエネルギーだが。。。例えば、セシウム137のエネルギーは約661キロeV、プルトニウム239は510万eVだそうだ。放射線のもつエネルギーは数十万から数百万倍も高いために、数eVによって結ばれている「生命情報」はズタズタに引き裂かれてしまうとのことだ。

まるで障子一枚に対して横綱白鵬が渾身の力で張り手をくらわす感じ。障子はズタズタになるわけ。著者の小出氏が「安全な被爆は存在しない」と語る所以だ。

「被爆」とは、私たちの体を作っている分子結合の何万倍、何十万倍ものエネルギーの塊が体内に飛んできて、遺伝情報を傷つけることです。




 
レシピ集:『ごちそうさまが、ききたくて。』